Dual Pixel 3D

ワンショットで、画像を3Dモデルに

Dual Pixel RAW (DPRAW) 画像
距離情報付き JPEG 画像
3Dモデル

花や料理の2D画像から、高画質な3Dモデルを生成。
立体写真を動かして見る、新しい写真体験へ。

Dual Pixel 3D ギャラリー

立体写真

背景を含む画像全体を3Dモデル化。 かたち、厚み、奥行き、重なり。 写真だけでは味わいきれなかった魅力を、立体ならではの視点で楽しめます。

3Dモデル

画像から主被写体を自動で切り出し、 テクスチャー付きの高精細な3Dモデルを生成できます。

3Dモデルを使って、
映像表現をさらに広げる

切り出した3DモデルをBlenderなどの3D編集ソフトやPowerPointで活用。
動きや視点、見せ方にこだわった3D動画を制作できます。

技術

Dual Pixel 3D は、キヤノン独自の像面位相差 AF 技術「デュアルピクセル CMOS AF」を応用した3Dモデル生成技術です。 キヤノンが提供する PC ソフトウェア「Dual Pixel 3D Converter」を使用して 対応するカメラとレンズで撮影した Dual Pixel RAW(DPRAW)、 または距離情報付き JPEG で撮影した画像データ*から、 撮影時に写っている範囲の高精細な3Dモデルを、1回の撮影で生成できます。

*対応機種を参照

01. 撮影

Dual Pixel CMOS AFをもとに撮影した DPRAW/JPEG

デュアルピクセル CMOS センサーは、ひとつの画素に撮像と位相差 AF の両方を兼ね備えており、2つのフォトダイオードを配置することで、全画素で位相差情報(被写体までの距離を推定するための情報)を取得することができます。

PC ソフトウェア

Dual Pixel 3D Converter

02. 深度情報を活用し3D形状に変換

デュアルピクセル CMOS AFから得た位相差情報を基に、独自のアルゴリズムで3Dモデル化。3Dモデル表面のテクスチャを、EOSで撮影した高画質な実写データを用いることで、リアルな3Dモデルを生成することができます。

03. 3Dモデル化

OBJ / GLB

撮影時に写っている範囲を、高画質な実写テクスチャを備えた3Dモデルとして生成します。生成した3Dモデルは、OBJまたはGLB形式で出力できます。

撮影ガイド

3Dモデルの仕上がりを高める
撮影ポイント

立体感のある3Dモデルを生成するには、被写体の形状を正しく認識しやすい状態で撮影することが重要です。「カメラの設定 / 撮影設定」「被写体の質感・形状」「構図・アングル・距離」の3つのポイントを押さえると、より精度の高い3Dモデルが生成できます。

カメラの設定

RAW画像のみの場合

記録画質:[RAW] ※C-RAWは対象外

DPRAW設定:[する]

HDR撮影(HDR PQ):[しない]

色空間:[sRGB]

距離情報付きJPEG画像の場合

記録画質:[RAW+JPEG]

JPEGへの距離情報付加:[ON]

DPRAW設定:[する]

HDR撮影(HDR PQ):[しない]

色空間:[sRGB]

撮影設定(推奨)

絞り値:F5.6以下

主被写体が過度にボケないように被写界深度を調整して撮影します。

絞り値がF8より大きい値では3D生成されません。

ISO感度:ISO 1600 以下

被写体が暗い、またはディテールが不鮮明な場合には、ストロボなどでライティングし、できるだけ低感度でノイズを抑えて撮影します。

ISO3200より大きい値では3D生成されません。

被写体の質感・形状(推奨)

マットな質感

  • 陶器製、木製のモノ
  • 照りやツヤの少ない料理・葉
  • 反射が無いように撮影した装飾品

形が太くて、
比較的単純な形状

  • 深さの浅い皿
  • 丸みを帯びた形状の食材
  • 花びらが丸い形の花、花びらは細いが輪郭が丸い花
  • 大きな葉の観葉植物

分離しやすい背景の特徴

  • 無地の背景
  • 被写体と背景の色差がある
  • 被写体に照明や自然光による影がない

構図・アングル・距離(推奨)

被写体は中央に、
余白のある構図で

被写体は画面中央に配置し、主被写体が明確になる構図で撮影します。

濃いグレーの範囲が死角です。
より上から、より遠くから撮影することで、
死角を減らすことができます。

俯瞰気味に、
少し離れて死角を減らす

死角とは、撮影時に見えていない領域のことです。 Dual Pixel 3Dは撮影時に写っている範囲のみ3Dモデルへの変換ができます。そのため、撮影時に見えていない死角となる範囲は3Dモデル化することができず、被写体が伸びたり歪んだりすることがあります。 死角を減らして撮影することで、違和感の少ない、自然な3Dモデルが生成されやすくなります。

被写体との距離は
焦点距離の5~10倍

カメラのセンサー面から被写体までは、焦点距離の5~10倍が推奨です。 例えば50mmレンズの場合、約25〜50cmの位置を目安に調整してください。

3Dモデル化が難しいシーン

撮影環境や被写体の形状によっては、3Dモデルを正しく生成しにくい場合があります。
ここでは、立体化の精度に影響しやすい例をご紹介します。
(画像は分かりやすいように一部を拡大しています)

ボケが大きい

撮影画像

3Dモデル

死角が多い

撮影画像

3Dモデル

細い形状がある

撮影画像

3Dモデル

反射が強い

撮影画像

3Dモデル

動画で見る
撮影ポイント

絞り値、ISO 感度、被写体との距離、構図など、
3Dモデル化の精度を高めるための撮影ポイントを動画でご紹介します。

Dual Pixel 3D
詳細情報
バージョン 1.0.0
主な機能
  • 対応機種で撮影したDual Pixel RAW(DPRAW)画像、または距離情報付きJPEG画像から、3Dモデル(OBJ/GLB)を生成
  • 背景を含む3Dモデル、背景を削除して被写体のみのモデルを選択して生成
  • 生成した3Dモデルの表面テクスチャーを、RAW現像で色調整したJPEGなど、別の画像に差し替えることができる
  • 生成した3Dモデルの奥行きを調整できる
  • 背景を削除した3Dモデルに任意の背景や効果を追加し、幅広い機器で再生できるプレビュー動画(MP4)を生成できる
対応OS Windows 11 (64bit) バージョン24H2以降
*Windows版のみ
言語 日本語、英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、イタリア語、中国語(簡体字)、ロシア語、韓国語、トルコ語
対応機種 EOS R5
EOS R5 Mark II (ファームウェア Ver.1.3.1 以上)
EOS R6 Mark II
EOS R6 Mark III
EOS R7
EOS R8
EOS R8 Mark II *
EOS R10

*距離情報付きJPEGに対応する機種
RF24-70mm F2.8 L IS USM
RF24-50mm F4.5-6.3 IS STM
RF24-105mm F4 L IS USM
RF24-105mm F4-7.1 IS STM
RF35mm F1.8 MACRO IS STM
RF50mm F1.8 STM
RF70-200mm F2.8 L IS USM
RF70-200mm F4 L IS USM
RF85mm F2 MACRO IS STM
RF100mm F2.8 L MACRO IS USM
RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM
RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM
推奨環境 CPU:
インテル Core iシリーズ(推奨 インテル Core i7 以上)
RAM:
8GB 以上、推奨:16GB 以上
ストレージ空き容量:
2GB 以上
ディスプレイ解像度:
1024 × 768 以上